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□ビクトリーラッシュ紹介　ガチンコジャッジでずっと俺のターン！《勝利宣言　鬼丸「覇」》デッキ


◆2012年9月23日追記

　2012年9月28日よりルールが変更されます。


　同時に墓地に送られる場合のルール裁定変更のお知らせ
　http://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/change24.html


　今後は「すべて同時」として扱われますので、「望んだカードでの山札再構築」を行えなくなりました。

　具体的な《エンドオブザワールド》＆《フォーエバープリンセス》の処理は、

１・山札の中から３枚選び、脇に置く

２・残りの山札をすべて墓地に置く

３・《フォーエバープリンセス》の能力が発動。墓地のカードすべてと、脇に置いた３枚、すべてまとめてシャッフル、新たな山札とする

となります。

　つまり、山札上の順番操作が行えなくなりましたので、この記事のコンボは発動できません。
　「一時期、こういうコンボが可能だった」という紹介記事となります。

---

　
　


　

勝利宣言（ビクトリー・ラッシュ）　鬼丸「覇（ヘッド）」
　１０コスト　ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン　９０００＋
■スピードアタッカー
■パワーアタッカー＋5000
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。
　自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
　（ガチンコ・ジャッジ：各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。
　そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする）
■T・ブレイカー




　動画はこちら↓（2012年9月上旬撮影）
　
　デュエルマスターズ・ビクトリーラッシュでずっと俺のターン!デッキ紹介
　
　

◆ガチンコジャッジコンボデッキ『エンド・オブ・ザ・ビクトリー』
クリーチャー	２x 霞み妖精ジャスミン	Ｒ０１など (DMD03）
	１x ボルバルザーク・エクス 【殿堂】	DMX04
	４x サイバー・Ｎ・ワールド	Ｒ０１
	４x 黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド	３６弾
	４x 魔龍バベルギヌス	CDP4など　（２２弾など）
	２x アクア・インテリジェンス 3rd G	Ｒ０５
	３x サイバー・Ｇ・ホーガン	３６弾など　（DMX08）
	３x 悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス	プロモ
	４x 勝利宣言（ビクトリー・ラッシュ）　鬼丸「覇（ヘッド）」	Ｒ０６
呪文	４x フェアリー・ライフ 【Ｓトリガー】	３２弾など (DMX09など)
	３x 神秘の宝箱	６弾など　（DMX08）
	３x ドンドン吸い込むナウ 【Ｓトリガー】	Ｒ０３
	３x 超次元フェアリー・ホール	３６弾など　（DMX08など）
超次元	１x 時空の喧嘩屋キル → 巨人の覚醒者セツダン	３７弾など　（DMX02）
	１x ブーストグレンオー（激竜王ガイアール・オウドラゴン）	Ｒ０１
	１x 勝利のプリンプリン（唯我独尊ガイアール・オレドラゴン）	Ｒ０４
	１x タイタンの大地ジオ・ザ・マン（貪欲バリバリ・パックンガー）	Ｒ０１
	１x 勝利のリュウセイ・カイザー（唯我独尊ガイアール・オレドラゴン）	Ｒ０４
	１x 魂の大番長「四つ牙(クワトロ・ファング)」（バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ）	DMX06
	１x 勝利のガイアール・カイザー（唯我独尊ガイアール・オレドラゴン）	Ｒ０４
	１x アクア・アタック〈BAGOOON(バゴーーーン)・パンツァー〉 　　　（弩級合身!ジェット・カスケード・アタック）	DMX07

（このデッキは2012年9月中旬のルールとカードと、雑誌先行公開のＲ０６のカードで組まれています）


　コンボの手順は以下の通り。

コンボその１・７マナためて《エンド・オブ・ザ・ワールド》を召喚


　
　
黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド
　７コスト　ドラゴン・ゾンビ　７０００
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。
　その中から３枚選び、残りをすべて墓地に置き、その後、選んだ３枚を好きな順序で山札に戻す。
■Ｗ・ブレイカー


　デッキの中から選ぶ３枚は
《サイバー・G・ホーガン》
《アクア・インテリジェンス 3rd G》
《バベルギヌス》
とします。

　　　

　この3枚はとりあえず脇に置いておきましょう。



　そして山札の残りカードを全部墓地に送るのですが、この時の処理は、「カードを１枚ずつ、好きな順番で、墓地に置く」となります。

　では、その１枚ずつ送っている時に、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》が墓地へ送られたら、どのようになるのでしょうか？


　

悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス
　８コスト（火＆自然）　レッド・コマンド・ドラゴン／ハンター／エイリアン　８０００
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。
■このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれる時、かわりにこのクリーチャーと自分の墓地を山札に加えてシャッフルする。


　この場合、「《プリンセス》が墓地へ置かれた時点で、その時墓地にあった全カードをシャッフルして山札として扱う」となります。
　で、墓地のカードを山札にし終えたら、さっきまで途中だった山札のカードを墓地へ送る作業を再開します。

（なので、これの効果処理中は「《エンド・オブ・ザ・ワールド》で墓地へ送られている途中の山札」と「《プリンセス》で修復された山札」、まるで山札が２つあるかのような手順になります）

　これを利用することで、まず必要なカードを墓地へ置き、次に《プリンセス》を墓地へ送って山札を修復、残ったいらないカードを全部墓地へ、という動きが可能になります。
　これにより、山札内の不要なカードのみを墓地へ送ることが可能になり、結果、「《エンド・オブ・ザ・ワールド》を出した時点での墓地のカード＋必要なカード＋《プリンセス》」だけで構成された山札を作成することが可能になるのです！
（なので、もし《エンド・オブ・ザ・ワールド》を出した時、墓地にカードが０枚なら、《プリンセス》３枚と自分の選んだカードのみで山札を再構築できることになります）



　ということで、もともと墓地にあったカードと、必ず山札に戻る《フォーエバー・プリンセス》全部と、選んだコストの重いカードで山札を修復しましょう。
　墓地は《鬼丸「覇」》１枚（←これは必ず！）と、その他コストの軽いカード全部です。


　最後に、最初に脇に置いておいた３枚を山札の上に置きます。
　１番上を《Ｇホーガン》にするのを忘れずに。

　以上でやっと《エンドオブザワールド》の処理が終了です。




コンボその２・《サイバー・Ｇ・ホーガン》を召喚

　次のターン、ドローは当然《Ｇホーガン》。
　１マナチャージして召喚しましょう。


　
　

サイバー・Ｇ・ホーガン
　８コスト　サイバー・コマンド　８０００
■Ｗ・ブレイカー
■激流連鎖
　（このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から２枚を見る。
　その中から、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。
　残りを好きな順序で山札の一番上に戻す。）



　山札の上から出てくるのは、もちろん《アクア・インテリジェンス》と《バベルギヌス》。



　

魔龍バベルギヌス
　７コスト　ドラゴン・ゾンビ／グランド・デビル　１０００
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。
　そのプレイヤーのクリーチャーを１体破壊してもよい。
　そうした場合、そのプレイヤーの墓地から《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを１体選び、バトルゾーンに出す。


　《バベルギヌス》の効果で自身を破壊し、墓地から《勝利宣言　鬼丸「覇」》を出しましょう。


　

勝利宣言（ビクトリー・ラッシュ）　鬼丸「覇（ヘッド）」
　１０コスト　ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン　９０００＋
■スピードアタッカー
■パワーアタッカー＋5000
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。
　自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
　（ガチンコ・ジャッジ：各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。
　そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする）
■T・ブレイカー


　これでバトルゾーンは以下のようになります。


　　　　

　スピードアタッカーの《鬼丸「覇」》が攻撃！
　ガチンコジャッジ！！！
　山札にはほぼコストの重いカードですし、《アクア・インテリジェンス》がいるので＋３もされます。


　
　

アクア・インテリジェンス 3rd G
　７コスト　リキッド・ピープル／ハンター　７０００
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。
　自分が勝ったら、バトルゾーンにある相手のコスト6以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
　(ガチンコ・ジャッジ：各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。
　そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)
■ガチンコ・ジャッジ中、自分が見せるカードのコストを3多くする。
■W・ブレイカー


　つまり、ほぼ勝てますので、次も自分のターン！
　次のターンも《鬼丸「覇」》がガチンコ・ジャッジ！！
　つまり、対戦相手が倒れるまでずっと自分のターンが続くのです！

---

◆コンボ注意点

　コンボの勝ち方は一つではありません。
　相手デッキによって、微妙に動きを変化させましょう。



　例えば、相手デッキのコストが軽そうで、つまり普通にガチンコジャッジで勝てそうな場合。
（どちらか言うと、相手のデッキの中身よりも、《エンド・オブ・ザ・ワールド》召喚時の自分の墓地カードの枚数とコストのほうが重要な場合も多いですが）

　この場合、山札を重いカードのみで修復すれば、《アクア・インテリジェンス》がなくともガチンコジャッジでほぼ必勝できます。
　なので《サイバー・G・ホーガン》から《バベルギヌス》2体を出し、墓地から《鬼丸「覇」》2体を出しましょう！


　　→　　　→　　

　ガチンコジャッジが2回ですので、ちょっと運が悪くとも、どちらかはターンを得られるハズです。

　逆に、対戦相手に超重いカードが入っていて《アクア・インテリジェンス》だけじゃ勝てないかも？みたいな場合も、《鬼丸「覇」》２体の２回ガチンコジャッジ作戦でどっちかでは勝てるだろ！みたいな手もあります。





　では、対戦相手のデッキが除去用Ｓトリガーが満載されていた場合はどうでしょう？

　たしかに、今までのターンを得るクリーチャーの代表格、《無双竜騎ボルバルザーク》の場合、相手のＳトリガーを踏んでしまってトドメをさせず、能力で自滅する場合がありました。
　なので、その時代からデュエルマスターズをやっているプレイヤーからみるとそういった不安もあるかもしれません。

　ですが、《鬼丸「覇」》はそうではありません。
　別に追加ターンに決着をつけなくとも自動的に敗北するようなテキストは付いてないのです！

　ということで、気にせず《鬼丸「覇」》で殴ってターンを得ましょう。
　Ｓトリガーで除去されるとしても、タイミング的には既に追加ターンを得ているのであまり問題はありません。
　で、召喚酔いの解けてる《エンド・オブ・ザ・ワールド》で攻撃。実はＷブレイカーです。

　次のターンも残ったクリーチャーで総攻撃。
　《エンド・オブ・ザ・ワールド》、《サイバー・G・ホーガン》、《アクア・インテリジェンス》、全部Ｗブレイカーですので相手を倒せます。

　また、ドローが《フォーエバー・プリンセス》ならスピードアタッカーのＷブレイカーですし、ドローが《バベルギヌス》ならば墓地の《鬼丸「覇」》を再度場に出せます。
　《エンド・オブ・ザ・ワールド》で山札の《プリンセス》や《バベルギヌス》の割合が濃くなっているので、次のターンに引きやすくなっています。





　また、対戦相手がブロッカーデッキで全く攻撃が通らない、なんて場合はどうすればよいでしょうか？

　こちらも普通に攻めれば問題ありません。
　パワーアタッカー１４０００を止められるブロッカーはそう多くはありませんし、いざ巨大ブロッカーを出されたとしても、《バベルギヌス》で破壊し、相手墓地の小さいクリーチャーと入れ替えてやれば問題ありません。
　小さいクリーチャーは《アクア・インテリジェンス》のガチンコジャッジで全部手札に戻してしまいましょう。



　もちろんカードが豊富なデュエルマスターズ、クリーチャーの能力やクロスギア、城などを駆使することで超巨大かつ破壊されないブロッカーを作ることも不可能ではありません。

　ですが、そんな場合でも気にせず《鬼丸「覇」》で殴りましょう。
　ブロックされて返り討ちですが、追加ターンは得ているはずですし、相手ブロッカーもタップされます。

　いったんタップした巨大ブロッカーは相手のターンが来ないとアンタップできません。
　追加ターン中に、タップしているブロッカーの横をすりぬけて、ほかのＷブレイカーで殴って勝利しましょう。

（《悪魔聖霊バルホルス》＋《無敵城 シルヴァー・グローリー》＋《ペトリアル・フレーム》みたいなのはさすがに突破できませんが・・・）





　最後に、マナやシールドに埋まっているカードの加減でうまく山札が再構築できず、薄い山札になってしまい、さらに対戦相手にニンジャストライクでしのがれてデッキ切れの危機が！なんてことも無くはないでしょう。
　そんな場合には《フォーエバー・プリンセス》です。
　相手ブロッカーに倒してもらってもいいですし、《バベルギヌス》で自爆しても山札を復活させられます。

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